プロフィール
〚アンドリュー・タイソン(Andrew Tyson)〛
1986年ダーラム(米国ノースキャロライナ州)生まれ。
2015年夏にチューリッヒで行われた、ゲザ・アンダ国際ピアノコンクールで優勝するとともに、モーツァルト賞、聴衆賞を受賞。それを機にヨーロッパ各地で、ゲザ・アンダ財団の下、数多くのコンサートに出演することとなる。
アリス・タリーホールのセント・ルーク管弦楽団、シュトゥットガルトの南西ドイツ放送交響楽団、マリン・オールソップ指揮のベルギー国立管弦楽団など、北米、ヨーロッパの各地でオーケストラとの共演多数。
ブリュッセルのパレ・デ・ボザール、ニューヨークのカーネギーホール、チューリッヒトンハレなど、欧米各地でのソロリサイタルをはじめ、モントルー9月音楽祭、マイアミ国際ピアノ・フェスティバル、ルツェルン・ピアノ・フェスティバルなど、多くの音楽祭にも出演。
室内音楽家としては、バイオリン奏者のベンジャミン・ベイルマンとのリサイタルに定期的に出演し、昨シーズンにはハイデルベルク春の音楽祭で、ジェーン・スタンレーによるバイオリンとピアノの世界初演も行なっている。
2011年ヤングコンサートアーティスト国際オーディションの受賞者。トーマス・オッテンに師事したのち、カーティス音楽院ではクロード・フランクに、その後、ジュリアード音楽院でロバート・マクドナルドに師事、修士号とアーティスト・ディプロマを取得。
アルファ・クラシック・レーベルからリリースされたデビューCDは、ショパンの前奏曲全集。2017年の2枚目のCDには、スクリャービンとラヴェルの作品が収録されている。
鋭い感性と情熱、そして繊細なニュアンスを併せ持つピアニストが、今回の公演ではどんな知られざる一面を見せてくれるのか?
〚22世紀のピアニスト〛はきっとその期待に
十二分に応えてくれるに違いない!